
みなさん、Elementorで制作したサイトにSEO対策を行っていますか?
本記事では、Elementor に基本的なSEO対策を導入する方法をご紹介します!
本記事を見ることで、Elementorに基本的なSEO対策を導入することができます。
SEO対策とは
SEO(Search Engine Optimization)とは、ウェブサイトやブログの可視性を向上させ、検索エンジン結果ページ(SERP)で上位に表示されることを目指す取り組みです。SEO対策を行うためのプラグインは数多く存在しますが、その中でもElementorとの相性が良いプラグインの1つに「Rank Math SEO」プラグインがあります。
本記事では、「Rank Math SEO」プラグインを使用することで、Webサイトに簡単にSEO対策を導入する方法を紹介していきます!
「Rank Math SEO」プラグイン
WordPressのプラグイン「Rank Math SEO」を使用することで、Elementorで作成したサイトに簡単にSEO対策を行うことができます。それでは、プラグインを導入していきましょう!
まずは「Rank Math SEO」の検索をし、プラグインをインストールして、有効化します。
「Rank Math」プラグインの初期設定
プラグインを有効化すると、Rank Mathの初期設定の画面が表示されるので、初期設定を進めていきます。
(「Skip Now」をクリックして、後から設定を行うこともできます。)
アカウントの作成
初期設定のページに移動したら「Connect Your Account」のボタンをクリックしてアカウントを作成します。
Facebook、Google、WordPress、Eメールアドレスを使用した登録方法がありますので、任意の登録方法でアカウントを作成します。
アカウントの登録が完了すると、アクティベートは完了です。次に、設定を行っていきます。
「高度な」を選択した状態で、「ウィザードを開始」ボタンをクリックします。
ここでは、サイトの概要を入力していきます。
基本的には、サイトの概要を入力していけば問題ありません。分かりにくい設定として「デフォルトのソーシャルシェア画像」は、Facebook等のSNSで記事を投稿した際、サムネイルを設定していない記事に使用する画像を設定するものです。
入力が完了したら「保存して続行」をクリックします。
Google Search Console の設定
Google Search Consoleの設定を行っている場合、簡単に接続することができます。
右上の「再接続」ボタンをクリックします。
すると、「Search Console」に登録しているサイトのURLが自動で入力されます。
「Search Console」を選択した状態で「保存して続行」をクリックします。
サイトマップの設定
サイトマップに含めるページのタイプを選択します。
サイトマップに含めたくないページがあればチェックを外し、「保存して続行」をクリックします。
SEOの最適化
SEOの基本的な設定を最適化していきます。基本的にデフォルトの設定で問題ありません。
これで、初期設定は完了です。「プラグインの自動更新を有効化」はOFFのままで良いでしょう。自動アップデートにしておくと、予期せぬ動作が発生してしまう場合もあるためです。
「詳細オプションを設定する」をクリックして、詳細設定を行っていきます。
詳細設定
「Role Manager」をONにすると、Rank Math の設定をできるユーザーを制限することができます。
複数ユーザーでサイトを管理していて、権限を分けたい方は「Role Manager」にチェックを入れ、「保存して続行」をクリックします。

次は、404とリダイレクトの設定です。サイトを運用していく上では必要になるので、どちらもOnに設定しておくと良いでしょう。
404 Monitor:OnにするとユーザーもしくはGoogleの検索エンジンが404のエラーに出くわした時に、管理者に通知を送ります。
Redirections:記事のリダイレクトの設定か可能になり、カスタムリダイレクトを追加したりできます。
「スキーママークアップ」は基本的にデフォルトのままで問題ありませんので、「保存して続行」をクリックします。
基本的な設定は完了したので、次からは実際にSEO対策を行っていきましょう!
記事のSEO対策
Elementorで製作したページにSEO対策を行っていきます。
Elementorの編集ページを開くと、ウィジェットに「SEO」タブが追加されています。
Rank Mathでは、Elementorの編集画面から基本的なSEOの設定や評価をすることができます。
「一般」設定
まずは、SEO設定の「一般」をクリックし、設定を進めていきます。
「スニペットの編集」をクリックします。
ここでは、タイトルやメタディスクリプションを設定します。タイトルやメタディスクリプションは、記事のキーワードを意識して設定しましょう。
次に、記事のキーワードを設定します。キーワードは複数設定することができますが、一番重要なキーワードは星のアイコンが付くようにします。
ここからは、チェックリストを確認しながら、記事の修正を行っていきます。記事を修正する際には、全てのチェックリストを無理に満たす必要はありません。以下は、修正すべき箇所と任意の修正箇所の目安になります。
- 必須修正:タイトル、メタディスクリプション、URL、画像のalt属性、記事へのタグ付け等
- 任意修正:タイトルに数字を入れる、記事の内容に無理やりコンテンツを含める等
Rank MathではSEOの点数が出るので、70点以上を目指すように修正しましょう!
「高度な設定」「SCHEMA」
SEO設定の「高度な設定」と「SCHEMA」は、基本的にはデフォルトで問題ありません。
「Socia」設定
SEO設定の「Social」設定では、FacebookやTwitterで記事をシェアする場合の外観やテキストを設定することができます。
これで、基本的なSEO対策は完了です!
Rank Mathには他にも詳細な設定がありますが、基本的なSEO対策としては十分です。さらに細かく設定したい方は、Rank Mathの各項目を確認してみましょう!